モット!コミュニケーションラボ

経営者は孤独?

投稿日:2023年06月23日 コラム

ブログに訪問いただきありがとうございます。
私は、コーチング・研修・組織づくりコンサルティングで
元気な人と組織を作ることをお手伝いをしています。

私の仕事は、東洋医学のようなものと思っています。
スキルや知識は、再現性とエビデンスがあるもの。
物理や化学のように原理原則に基づいたもの。
ここが土台になります。
東洋医学のようなもの・・といいましたが
対症療法のように目の前の悩みの解決をすることもありますし
すでに症状が出ていることに対応もしますが
基本は、未病のうちに体質を改善することを目指します。
クライアントも気付いてないことに気づき
構造的なところからやっていく。
効果が出るには時間もかかるけれど、長い目で見ると
やった方がいい。そこに一緒に取り組みます。
そして人それぞれ「体質」が違うのと同じで組織の「体質」も違います。
なので土台となるベースは同じでも、ほぼオーダメイドの関わり方になります。
それが東洋医学のようなものと表現した所以です。

研修をスポットでお受けしたり、幹部やリーダーの方のコーチングから
お受けすることもありますが
基本は経営者の方との1on1 1対1の面談の時間を定期的にいただきます。

で、ようやく今日の本題なのですが、よく「経営者の方は孤独だから」
コーチのような信頼できる誰かがいた方がいいねと言われます。
「私も経営者のようなものですが、孤独ではありません。友達も、経営者仲間もいるし」
という方もいます。

皆さんは孤独という言葉をどう捉えますか?

たぶん、孤独ではありません。という方の言葉にあるように
心を開いて話せる人がいる or  いない  友人がいるor  いない
のようなイメージの方が多いのではないかなぁと思います。

私は経営者の方は孤独だと思っています。

ただし、その孤独の意味は
常に孤独ではなく、最終的には孤独ということです。

経営は常に判断、決断の連続です。
最終的な判断は自らが行い、人を頼ることは出来ません。

だから経営者は孤独と言われるのだと思うし
それに耐えられなければいけないのです。

私のような存在がいることで、経営者は壁打ちのように
自分の中にあるものを話せます。
話すうちに、自分の中にあるものが整理されていきます。
プロのコーチ型コンサルは、相手も気づいていないことにも気づき
フィードバックしたり、焦点が固定していたらずらしたり
時間軸を動かしながら、よりその決断や判断でいいと
迷いなく動けるその1歩をお手伝いするのです。

経営者にとって「時間」は「金」です。
必要のないストレスは少ない方がいい。

それを知っている経営者の方は、コーチのような
役割のパートナーがいるのです。

それ以外にも、自分とは違う新たな視点を提供
謙虚さを持ち続けるためにも必要
トップがしっかりするためのマインドセットやバランスを整える

など、私のクライアントは、1月に1回、2回と
上手に私のようなパートナーを活用しています。

だけど、まだまだその役割の存在を知らない人も多く
もったいないと思っています。

どんな型の組織であれ、トップが元気でしっかりしていないと
組織も会社もよくなりません。

経営者は孤独です。
その孤独に対して、信頼できるパートナーを持つことも
ぜひ、視野に入れて考えてみてください。





ページの先頭へ

© モット!コミュニケーションラボ All Rights Reserved.

ページの先頭へ