モット!コミュニケーションラボ

聞くを意識する前に大切なこと

投稿日:2020年07月15日 ニュース

人と組織の成果と成長に
とことんこだわり関わる
モット!コミュニケーションラボ
宮本敦子です。

今日は京都でした。

しばらくバタバタしていたので
ゆっくりとランチの時間を楽しみました。

エントランスの前庭
雨に濡れて趣がありましたよ。

10530099-FD9C-4655-8683-9DE3B939B6DF

今日は、オンラインコミュニケーションについて。

_

書店をまわっていると、「聞く」に関する本が

多いですね。

特集の棚があったり。

_

私たちコーチは世界中にクライアントが

持てるのです。

なぜなら、セッションはオンラインでも行うから。

_

今はオンラインでも画面共有が簡単だけれど

前は、音声のみが大半でした。

_

そのため、顔を知らないクライアントも

大勢います。

_

なぜか・・・。

_

それは、やりとりするのは、話の内容ではなく

クライアントの後ろにあるものなんです。

_

例えば

「元気ですか?」

「元気です」

の答えではなく、その声のトーンや、間や、前後の話との抑揚など。

それを感じる。

_

クライアントが、リラックスして

思う存分、自分と対話できる環境を作り

質問に集中して、自分の内面を旅し

本人も気づかないような深いところから

何かが出てくるような

そんな時間を作っていきます。

_

聞くということに焦点を当てるとそんな感じです。

_

コーチとクライアントで会話というツールを

使って、双方向のやりとりをしているのだけど

_

日常の対話との違いは、お互いの話や感情を

キャッチボールするけれど

セッションのは、クライアントの自問自答を

サポートしている感じです。

_

だから顔が見えなくても、お互いの関係性が

出来ていれば全く問題がないのです。

_

むしろお互いに余計な情報(映像)がない分

自分の話に集中できます。

_

こんな風に「聞く」にも、色々あります。

_

大事なことは、「目的は何か」です。

_

オンラインに話を戻してみると

雑談なのか

会議のように目的を持った時間なのか

面談なのか

_

すると、自ずと、優先されることがわかってきます。

_

雑談なら、双方の様子をやりとりしたほうが

話が弾みますね。

聞いてるよ、興味を持っているよ、のリアクションです。

対面より距離がありますから、それが伝わるにはどうすればいいか?

を考えます。

人によってコミュニケーションの量が多めな人、少なめな人が

いますから、自分はどうだろう?って考えることも大事ですね。

_

そうやって「聞き方」を意識しているけれども

何か、会話がぎこちない、距離を感じるんだよね・・

やはりオンラインだからかな。

_

そうでしょうか?

_

今、巷で大流行のオンライン飲み会

もし、上記なら、例え外で飲めないにしても

こんなに流行らないと思うのです。

そこには「聞く」スキルなんて誰も意識してないでしょう?

_

上との差は、何でしょうか?

_

物事には順番があるように

スキルを意識する前に、大事なことは、関係性です。

_

自分との関係力、 他者との関係力

そこに目を向けてみてくださいね。

_

リアルであっていた時は、無意識にとっていたコミュニケーションも

テレワークが増えて、会わない時間が増えると

意識してコミュニケーションの質を上げていくことが

大事になります。

_

#モット!コミュニケーションラボ
#コーチング神戸
#コーチング
#研修
#組織づくりコンサルティン
#若手社員との関係がうまくいかないと思ったら読む本
#宮本敦子

ページの先頭へ

© モット!コミュニケーションラボ All Rights Reserved.

ページの先頭へ