満足度が高いコーチング・企業研修の依頼先選びのコツ
コーチング、企業研修や、組織の人に関する悩みや相談はどんなところに依頼したらいいの?という声をよく伺います。
ここでは、コーチング・企業研修の依頼先を探すコツについてお伝えしていきます。
依頼先は大きく分けて4つのタイプに分かれます。
1. 研修会社
営業と講師が別で、やりとりは営業と行います。
登録や所属している講師の中から紹介がされます。
業態は会社によって異なります。
2. コーチや講師、コンサルタントの個人会社
依頼する人と直接契約をするイメージです。
どのような提供スタイルなのか(コーチング、コーチング+研修、コーチング+研修+人や組織に関するコンサルティング)、研修や相談できる守備範囲は?どんなリソースを持っているのか、がそれぞれ違います。
3. 研修やコーチングなども実施している士業事務所
代表が行う、スタッフが行う場合が多いですが、外部講師を依頼するケースもあります。
専門とつながりのあるコンテンツに特化して実施しているケースが多いと感じます。
4. コーチ・講師登録サイト
ご自身で登録講師の中から依頼したいコーチや講師を探します。
それぞれ特徴が違います。
もし自社の悩みが曖昧で相談しながら進めていきたい、アドバイスも欲しい、という場合は2や3の業態で、コーチや講師自身が人と組織の専門家であること、コンサルティングから研修まで一貫して担当しているところをお勧めします。
共通する選択ポイントは、依頼する先の理念や価値観などが、自社の価値観や考え方に合っているのか?がまず大事です。
人をどう活かすのか、どんな組織がいいのか、人と組織の在り方に正解はありません。
共にパートナーとして関わってもらう先とこの根っこのところが違うとどうなるか?です。
つい、プログラムの中身や実績などに目がいきますが、まずこの視点でピックアップした中から選んでいくとより満足のいく結果を得ることができます。
コーチング・企業研修業者を選ぶ時のポイント
1. 自社の想いや価値観と近いと感じられるか
組織のあり方、どんな人材に集まってもらいたいのかは組織によって異なります。
提供する側も何を大事にしてどんなスタイルで提供するのか。
より得意なところは何なのかは各社異なります。
どんな良いプログラムやコーチであっても考え方が違えば、思う結果を手にいれることはできません。
2. 料金
研修会社を通して頼むのか、個人または経営者が講師のところに頼むのかだと、一概には言えませんが、後者の方が分抑えられた金額を設定している場合が多いです。
研修講師派遣会社の費用には講師への謝金以外に会社運営のための経費がプラスされているのが一般的です。
3. 内容
自社の悩みや課題を解決できそうなプログラムがあるのか。
どんな形で提供されているのか。不明点は気軽に相談できるのか。
4. 基準となる金額が明朗であること
コーチング・企業研修の内容はクライアントによって提供するものが変わりますので、しっかりとお話を伺い提案されるのが一般的です。
お互いにやりとりをして、ベストな提案となった時の見積もりを提示されます。
それまでに大体の目安を知りたいや、見積もりの根拠となる金額がきちんと示されていたら安心できますね。
5. 見積もり
どのような流れで、どの段階で見積もりがされるのかがHPに書いてあるとわかりやすいですね。
一般的には、相談メールの内容だけで見積もりが出てくるところはお勧めしません。
オンラインでも対面でも打ち合わせをされることをお勧めします。
以下の3点を気にかけてみてください。
- 説明が丁寧で、話をしっかり聞いてお客様に合った提案をしてくれる。
- 質問にも真摯に対応してくれる。
- 見積もり金額の内訳が明確。
6. コーチ・講師のスキル、実績が明記されている
- コーチという資格は、国家資格と違って認可基準が統一されていないためわかりにくさがあります。
目安として、国際コーチ連盟の認定資格を持っているかどうかは参考になります。
この資格を保持していることは、スキルだけでなくコーチとしての倫理規範、行動規範などを理解して遵守しているかの目安となります。 - 実績に実名の会社や団体名を載せている。
どれくらいの研修実績があるのかの目安になります。
この中に、公的な機関などが含まれていればさらに安心ができます。 - 著書がある。
商業出版がされているとさらに信頼度はアップします。
商業出版とは書店やアマゾンでなぜなら「この人の本なら売れる、商品として流通させてもいい」が出版社が本を出す目安になるからです。
ここからは、4つのタイプの2番目「コーチや講師、コンサルタントの個人会社または事務所について頼む時」についてお伝えしていきます。
研修講師派遣会社を通さずコーチングや企業研修や依頼する2つのメリット
1. 直接契約のため費用が抑えられる
研修講師派遣会社に依頼すると、その費用には講師への謝金以外に会社運営のための経費もプラスされます。
大手であればあるほど会社の維持とサービス提供にはより多くの経費がかかります。
個人または講師自体が経営者の場合、一概には言えませんがその間接費がいらない分費用が安くなります。
2. 講師を自分で選ぶことが出来る
研修の目的は人と組織の成果と成長で、研修をすることではありません。
永くお付き合いしていける人なのか?の視点で選ぶことが大切です。
講師の価値観、人柄、特徴、得意分野などを理解して、自社と合う人なのか?をわかって依頼することができます。
ホームページ上でどこに依頼するかをチェックする時の3つのチェックポイント
1. 講師自身がコンサルティングから研修まで一貫して担当していることを明記しているか?
ここが一人で実施している最大のメリットです。
研修ならば、事前にヒアリングしたトップの声を、説得力をもって現場の研修に反映することができますので、より成果を上げやすくなります。
経験豊富なコーチや講師はこのことをわかっているので何かしらの表現がされていると思います。
2. 実績やスキルは?
コーチ(講師)のスキル、実績、信頼度をチェックする3つのポイント
- コーチという資格は、国家資格と違って認可基準が統一されていないため実力や実績にわかりにくさがあります。
目安として、国際コーチング連盟の認定資格を持っているかどうかは参考になります。
この資格を保持していることは、スキルや実績だけでなくコーチとしての倫理規範、行動規範などを理解して遵守しているかの目安となります。 - 実績に実名の会社や団体名を載せているかチェックする。
この中に、公的な期間などが含まれていればさらに安心ができます。 - 著書がある。
商業出版がされているとさらに信頼度はアップします。なぜなら「この人の本なら売れる、商品として流通させてもいい」が出版社が本を出す目安になるからです。
3. 人柄は?自社の考え方や価値観と合うのだろうか?
自身の想いや考えを自分の言葉で書いてあることがまずポイントです。
ミッション・ビジョン・バリュー・理念・ 挨拶・プロフィールなどで表現されています。
それを読んでみて感じた印象を大事に選んでください。
最後に選ばれるコーチング・企業研修について、お客様からよく言われる4つをお伝えします。
- 参加型で実施している
どんなに素晴らしい話でも、人は体感し納得しないと行動しません。そこにどんな工夫があるのか?例えばゲームを取り入れている、ワークが豊富などをチェックしてみてください。 - 導入しやすく効果が出るメソットがある
- 実績のあるカリキュラムの型がある
- 課題に応じたオリジナルの内容を一緒に考えてくれる